【クーラーボックスの選び方】保冷力の判断材料は材質と保冷日数(ロゴス ハイパー氷点下クーラー)


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クーラーボックスを選ぶポイントってなんなんだろう?

えっ!冷たさを持続させる時間の長さでしょ

そうだよねー。でも、商品説明書に『抜群の保冷力!』と書かれているだけではよくわからないじゃない?

そうねぇ。それと『材質は「PU」、「EPE」を使用しています』とか書かれていてもねぇ?




キャンパーさんの中で、このようなことを思っている方はいらっしゃいませんか?




こんにちは。5人家族でファミリーキャンプを楽しんでいた、キャンプ歴 約10年のテラス キャンパーです。我が家ではハードタイプとソフトタイプを用途に応じて使い分け(併用)ていますが、今回は、クラーボックスの選び方についてお話したいと思います。


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目次



・はじめに

・クーラーボックスの選び方

・クーラーボックスの種類

・クーラーボックス(ハードタイプ)の断熱について

・クーラーボックス(ソフトタイプ)の断熱について

・我が家で使っているクーラーボックス

・クーラーボックスの選び方 の まとめ

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腰痛持ちのキャンパーさん向けの情報です

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はじめに



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BBQの食材や冷たいビールなどの飲み物の保管に欠かせないクーラーボックスです。

ただ、いざ買おうとして色々な商品を物色しても、色々なブランドからサイズや形状・材質が様々なクーラーボックスが出ているので選ぶのに迷っちゃいませんか?

特に最も大事なスペックである保冷力についての商品説明は、曖昧な表現や専門用語で書かれていて(私にとっては)わかりづらかったです。

今回は、そんなわかりづらい「クーラーボックスの選び方」のポイント等をお話したいと思います。



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クーラーボックスの選び方



使用シーズン



当たり前のことですが使用する季節は重要です。

真夏と秋冬では気温は大きく違うので、どのシーズンにキャンプへ行くことが多いかは、ひとつのポイントになります。



保冷日数



保冷日数とは「20℃前後の室温で、クーラーボックスに入れた氷が溶けきらずに残っている日数」のことで、クーラーボックスが持つ保冷力の大まかな目安です。

しかし、内容量やフタ開閉頻度など、使用する環境によって保冷力の持続期間は異なるため、記載されている日数よりも短い期間しか保冷力が持たないこともあります。

保冷力を重視する場合は保冷日数の長いものを選ぶことをおすすめしますが、全ての商品の説明書に保冷日数が明記されているわけではありません。

その場合は、出来る限り、素材や断熱材の厚さ等を確認できるものを選ぶと安心です。


我が家は、キャンプを始めた頃はこのような知識はなかったので、ブランドの名前だけで購入していました。。。


使用人数



一般的な目安としては、4人家族で1泊2日なら50Lサイズ、2人で、1泊2日なら30Lサイズ位が妥当な容量といわれています。



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クーラーボックスの種類



クーラーボックスは、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。

それぞれメリット・デメリットがありますので、どのような用途で使うのかを考えたうえで、タイプを選べばよいと思います。

我が家の場合、キャンプ用としてはハードタイプを1つ(コールマン)、ソフトタイプを1つ(ロゴスの氷点下クーラー)を使っています。

デイキャンプや1泊2日のキャンプの場合はソフトタイプ、それ以上の期間の場合はハードタイプとソフトタイプの両方を使っています。

経験上、1泊2日程度の短期間のキャンプであれば、保冷剤や板氷を併用すれば、コンパクトに畳めるソフトタイプのクーラーボックスでも十分対応可能かなぁと思っています。



ハードタイプ



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ソフトタイプと比べると、「密閉性や保冷力が高い」、「頑丈さに優れていて衝撃にも強い」のがハードタイプのクーラーボックスです。

宿泊を伴うキャンプや釣りのように、中身を長時間しっかりと冷やし続けたい場面での使用に向いています。

ただ、ハードタイプは保冷力が高い分サイズが大きく嵩張るため、車の積載スペースや家での収納スペースなどを考える必要があります


 

ソフトタイプ



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柔らかい素材で作られているため軽量で、コンパクトに折りたたんで収納できるなど、持ち運びが簡単で、嵩張らないのがソフトタイプのクーラーボックスです。

持ち運びが簡単なので、デイキャンプや日常の買い物などでも活用できます。

ハードタイプに比べると断熱性は低く保冷力が長続きしない点や、柔らかく軽量なため衝撃に弱いです



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クーラーボックス(ハードタイプ)の断熱について



クーラーボックスの保冷力は使われる断熱材によっても異なります。

特にハードタイプのクーラーボックスは、断熱材によって保冷力が大きく変わります。

よく使われる断熱材は、発泡スチロール発泡ウレタン真空断熱パネルの3種類になります。



発泡スチロールとは



発泡スチロールは、合成樹脂素材の一種で、気泡を含ませたポリスチレン(PS)で(スチロールとはスチレンの別名)、98パーセントは空気になります。

発泡スチロールは、シンプルで安価、軽量なのが魅力ですが、保冷力は低いです。

代表的な商品
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発泡ウレタン(PU)とは



発泡ウレタン(PU)は、ウレタン樹脂に発泡剤を混ぜた断熱効果に優れた断熱材です。

多くのハードタイプのクーラーボックスで使われているもので、宿泊を伴うキャンプで使用することがメインになります。

断熱材が厚いものは高い保冷力を持つといわれているので、保冷力を重視する場合は厚みを確認して選ぶことをおすすめします。

代表的な商品
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真空断熱パネルとは

一般に真空断熱パネルとは、断熱材の周囲を真空状態にし、気体による伝熱を限りなくゼロに近づけることにより、断熱性能を高める真空技術を利用した断熱材です。 

価格は高めですが、薄くても高い保冷力を誇るタイプです。

連泊時や炎天下での使用に向いているので、夏キャンプを楽しむ機会が多い方に向いています。

代表的な商品
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クーラーボックス(ソフトタイプ)の断熱について



ソフトタイプのクーラーボックスの断熱は発泡ポリエチレン(EPE)等の断熱材の厚さがポイントになります。

よって、断熱素材が何で厚さはどれくらいかの説明があるもの、あるいは外寸と内寸が明記されているものが親切で安心です。


代表的な商品
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(内寸外寸が表示されているDODのクーラーボックスです)


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(5層断熱構造(アイソテック2)の説明があるサーモスのクーラーボックスです)


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我が家で使っているクーラーボックス



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我が家では、ハードタイプはコールマン、ソフトタイプはロゴスの氷点下クーラーを併用していましたが、最近はロゴスの氷点下クーラーと他のソフトタイプを使うことが多くなりました。

理由は、持ち運びが楽な点が1番大きいです。ハードタイプは容量が大きい(=沢山入る)分、重くなります。

また、ハードタイプなだけに変形してくれないので(ソフトタイプは変形できるので)、ちょっとしたスペースに収納・積み込みすることができない。ということがハードタイプを使わなくなった理由の1つです。


ロゴス ハイパー氷点下クーラー



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(我が家で永年愛用している使い勝手の良いソフトタイプのクーラーボックスです )


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クーラーボックスの選び方 の まとめ



・BBQの食材や冷たいビールなどの飲み物の保管に欠かせないクーラーボックスです。

・保冷力は、断熱材の素材、厚さがポイントになります。

・自分に合ったクーラーボックスを見つけて、気軽で楽しいOut Door Life を楽しみましょう。

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