テントに始まり、タープ、寝袋、ランタン、バーナー、クッカーなど、キャンプをより楽しむために必要なアイテムはさまざまです。
その中でも、タープはキャンプを楽しむためにぜひ揃えておきたい必須アイテムのひとつです。
だけど、キャンプスタイルによって必要な道具も異なるため、何をどう揃えればいいのか迷ってしまいませんか。
やっぱり、キャンプをするならタープはマストアイテムだよなぁ
なんでマストなの?そもそもタープって何?
やっぱり、タープがあったほうがカッコイイじゃん
えぇーっ?それだけ?
いやいや、それだけでは無いですよ。カッコイイこと以外にもタープには魅力が沢山ありますよ。
こんにちは。家族五人でファミリーキャンプを楽しみ、キャンプ歴 約10年のテラス キャンパーです。
今回はタープの魅力・種類・選び方のポイント等について、我が家の事例を交えながらお話したいと思います。
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目次
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腰痛持ちのキャンパーさん向けの情報です
はじめに
我が家では、「小川のヘキサタープ」と「コールマンのスクリーンタープ」の2種類のタープを使用目的に応じて使い分けて、Out Door Lifeを楽しんでおります。
タープは、日陰を作るだけでなく、雨から身を守ってくれます。
単独で立てたり、テントと連結させるなど、色々な使い方が可能で、テントが寝室ならタープはリビングといったところですかね。
スタイリッシュなデザインのヘキサタープ
居住性に優れたレクタタープ
プライベートが確保できるスクリーンタープ
タープには、いくつか種類があるので、使用する用途に応じて選ぶことで、アウトドアでの過ごし方が更に快適で豊かにになります。
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代表的なタープの種類と特徴
テントが寝室ならタープはリビングの役目を果たします。
夏の強い日差しを遮り、急な雨にも対応する、キャンプにはなくてはならない存在です。
ファミリーキャンパーさんにはヘキサタープ(六角形)、スクリーンタープ。グループキャンプなどの大人数ならレクタタープ(長方形)。ソロキャンパーなど少人数ならウィングタープ(ひし形)がおすすめです。
ヘキサタープ
・オーソドックスで解放感があります。
・六角形(Hexagon)の一枚布で出来ています。
・2本のポールで設営します。
・ポールを4本増やすことで、高価なレクタタープにも負けない空間を作ることが可能です。
・設営が簡単です。
・1人で設営できます。
・見た目がカッコいい(と思います)。
・横殴りの雨に弱いです。
・虫が入ってきます。
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小川のヘキサタープについての記事は⏬です。
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レクタタープ
・大型で長方形(Rectangle)の一枚布で出来ています。
・2本のメインポールと4本のサイドポールで設営します。
・広くて天井も高いので、腰をかがめることなくどの面からも出入りができます。
・1人で設営できますが、ヘキサタープより使用するポールが多い分、設営には時間がかかります。
・アレンジが多様です。
・解放感があります。
・風にあおられやすいです。
・虫が入ってきます。
スクエアタープ
・正方形(Square) の一枚布で出来ています。特徴はレクタタープと同じになります。
ウィングタープ
・ひし形の一枚布で出来ています。
・コンパクトに収納が可能です。
スクリーンタープ
・四方をメッシュで囲まれた床のないテントです。
・1人で設営できますが、2人以上での組み立てをおすすめします。1人だと立ち上げ時に少し時間を要します。
・プライベート空間が確保できます。
・風雨に強いです。
・虫が入ってきません。
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ヘキサタープの建て方
①設営する場所を決めたら地面にタープを広げます。
・分割された状態で収納されているポールは繋げておきます。
・張り綱は2本のポールを支える用でそれぞれ2本ずつ、タープの四隅用で4本、合計8本あります。
・張り綱はこの時点で結びつけておきます。
②一方のポールの張り綱2本をペグで固定し、ポールを立ち上げます。
・地面と張り綱の角度は45度を目安に、風上側から始めます。
・張り綱の自在金具は緩めにしておき、ポール自立後に仮調整します。
・ポールは地面に対して垂直では無く、地面に接地する部分を反対側のポール方向にずらし(20cm程度)、自立させます。
・風対策として、ポールに張り綱を引っ掛けた後、ポールを1周させてからペグで固定させると、煽られた時に外れにくくなります。
③反対側のポールも建て、張り綱2本をペグで固定します。
・②と同様の作業をします。
・ポールが立ったところで、しっかりと張り綱にテンションをかけます。
④四隅の張り綱をペグで固定します。
・ルーフの中心に向かって張り綱が一直線になる所にペグで固定すると、シワのない設営になりスタイリッシュです。
・自在金具を使って全ての張り綱のテンションが同じになるように調整していきます。
・風対策としてストレッチコードを使用されることをおすすめします。
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風対策(ストレッチコード)についての記事は⏬です。
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タープ選びの検討すべきポイント
素材の特徴を理解する
ポリエステル
最も一般的な素材、コスト、強度、軽さのバランスが良いです。
吸水性が低く濡れても重くなりにくいです。
ナイロン
ポリエステルより軽量なので登山用などに用いられています。
価格は高いです。
コットン
ナチュラルな風合いがあり、結露しにくい、燃えにくい、遮光性が高い反面、値段が高い、重い、濡れると更に重くなります。
カビに注意が必要です。
ポリコットン
コットンとポリエステルの混紡素材。コットンのメリットを持ちつつ、価格、重量といったデメリットを改善しています。
混紡割合はコットン:ポリエステル=
7:3 ~ 3:7 まで様々です。
カビに注意が必要です。
耐水圧
耐水圧とは、テントやタープに浸みこもうとする水の力を抑えようとする性能値で、この数値が高いほど高性能になります。
一晩中の雨など、長時間の雨に耐えるには耐水圧1500mm程度のタープを選ぶと安心です。
遮光性
夏場キャンプの熱中症対策として、「日陰を作ること」や「風通しをよくすること」が重要になります。
コットンやポリコットン素材は遮光性が高く、気温が高く、日差しが強い日には適しています。
生地の色が濃いものほど日光を吸収するので日除けに適しています。
生地が厚いほうが遮光できるので、厚みにも注目してください。
糸の太さを表すデニール(D)、と繊維の密集度合いを表すタフタ(T)の数値が、70D/190T程度(夏場ではもっと上の数値)のタープを選ぶことが重要になります。
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生地素材についての記事は⏬です。
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タープの選び方のまとめ
テントに始まり、タープ、寝袋、ランタン、バーナー、クッカーなど、キャンプをより楽しむために必要なアイテムはさまざまです。
その中でも、タープはキャンプを楽しむためにぜひ揃えておきたい必須アイテムのひとつです。
タープは、日陰を作るだけでなく、雨から身を守ってくれます。
単独で立てたり、テントと連結させるなど、色々な使い方が可能で、テントが寝室ならタープはリビングです。
スタイリッシュなデザインのヘキサタープ
居住性に優れたレクタタープ
プライベートが確保できるスクリーンタープ
タープには、いくつか種類があるので、使用する用途に応じて選ぶことで、アウトドアでの過ごし方が更に快適で豊かにになります。
皆さんも、自分のキャンプスタイルに合ったタープを手にいれて、Out Door Life を楽しみましょう