所有物件の紹介
築28年の全空木造アパート(全20戸)を購入し、大規模修繕・リノベーションを実施。
現在、満室稼働中。
物件購入代金、購入に関する諸費用、大規模修繕、リノベーション費用を分母、年間賃料収入を分子とした表面利回りは約11%弱。
年間の現金手残りは約400万円。
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不動産賃貸業を開始した年(初年度)は、全空物件の購入(=賃料収入なし)、物件購入時の諸費用支払いが発生した為、不動産所得は当然マイナスとなった。
不動産所得と給与所得は損益通算の対象になるので、今回の不動産所得のマイナス分は給与所得を(実質)引き下げる効果を発揮しました。
確定申告をした結果、大幅な所得税の還付を受けることができました。
次年度は、建物・大規模修繕の減価償却が開始されること、妻を専従者として申請したことから専従者給与が発生することで、節税効果が得られる見込みです。
これらは、サラリーマン大家業を始めたから得られたことです。
いままで(サラリーマンの給与所得)とは、違う景色が見えてきました。
その他で、よかったと思うことは、
いままでは「所得制限」で受給不可であった各種補助や手当ても、損益通算で課税所得が引き下げられたおかげで、受給できる可能性が増えたことです。
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不動産投資、不動産賃貸業に興味を持った方、始めてみたいと思った方で、いわゆる初心者の方は、いきなり不動産を購入するといった大胆な行動を開始するのではなく、不動産賃貸業を実際に営んでいる知人に相談してみることをおススメします。
不動産賃貸業を営んでいる知人がいないのであれば、不動産関連業者が開催しているセミナーに参加し、各種情報を入手、勉強をして不動産賃貸業に関する理解を深めてから不動産賃貸業を始めてください。
間違っても、セミナーに参加した際に、不動産業者からススメられた物件を、その場で購入するといった行動はしないことが重要です。
いきなり現物不動産投資は怖いという方は、不動産投資の用語等に慣れることを目的に少額から始められる不動産クラウドファンディングから始めてみるのもイイと思います。